お盆から秋のお彼岸という日々

秋のお彼岸も無事終わり、季節も移り変わろうとしています。雨が続きますね。七月のお盆から八月の盂蘭盆会(うらぼんえ)、秋のお彼岸は毎年のことながら、あっという間に過ぎてしまう時期といえます。この「おてらの森からホーホケキョ!」も更新しなければ、と思いつつも他の作業に時間を費やしてしまう毎日でした・・・
そこで、詳しいお便りは来年に譲るとして、今日は雑感をつづってみたいと思います。

まずは、お盆。催し案内の部分でも書いてお知らせしておりましたが、例年はお盆の前に檀信徒の皆さんにお手伝いいただき行っておりました一斉お掃除を、今年は中止いたしました。熱中症の心配があったためです。そのため、これまでより掃き掃除をされる機会が増えた方もいらしたのではないかと思いますが、ゴミの分別収集にご協力くださり、ありがとうございました。

今年より新しいゴミの分別方法を取り入れ、ゴミ箱の前に示しています。新しい分別は、それぞれのゴミの性質と市の収集方法という二つの観点より決めたものです。立て札を読んでから捨ててくださる方々を見るにつけ、「ゴミの分別」や「エコ」といった意識をお持ちの方が増えているのがわかります。一方、私たちの側でも「わかりやすい分別方法」や「掲示」を心がけることは大切だと感じています。これからも続けていきたいと思います。

そして、お施餓鬼(せがき)。当山のお施餓鬼は毎年8月17日です。例年暑い最中でこの日を迎えますので、汗だくで一日を終えることになります。当山では本堂の造りの関係上、クーラーを設置しておりません。扇風機はあるものの、暑い中での法要となってしまうのです。しかも今年は日曜日にあたりましたので、例年よりも参拝の方が多いと予想され、となれば、さらに暑いのでは・・・と心配しておりました。しかし実際のところ、当日はとても涼しい一日でした!午後一時からの法要、それに引き続いて諷誦(ふじ)を詠みます。諷誦(ふじ)、についてはまた改めて書く機会を作りたいと思います。どなたも口々に「今年は涼しくてホッとするね」とおっしゃるのですが、行事が終わった後、「今年は涼し過ぎて、何かをやり残してしまったかのように拍子抜けだなぁ」と感じてしまったのは私だけでしょうか・・・

本来、盂蘭盆は8月24日までとされています。ですから私たちにとっては、その日までがお盆という感覚があります。今年のお彼岸のお中日は9月23日でしたから、お彼岸までは実際には一ヶ月近くありますので、多少のんびりと過ごせそうなものですが、残暑厳しい時節柄、草も伸び・・・意外と忙しく過ぎてしまいます。気がつくと秋のお彼岸が近づいている、というのが毎年のことになっています。

春も秋も、お彼岸はお中日に合同法要を行っています。台風にあたって豪雨という年もありましたが、今年は暑くも無く、また寒くも無い中での法要となりました。お盆のお施餓鬼と比べると、お彼岸の法要はのんびりと行われる気がします。もちろん、気のせいなのですが、じっくりとお経に耳を傾ける余裕のあるお彼岸の法要が私は好きです。もしかしたら、その時間の流れの違いの分だけさらに季節感を味わえるのかもしれませんね。

今日は、時の流れに乗せて、お盆からお彼岸までを振り返ってみました。(緋)

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