待ちに待った開花です

2000年以上前の蓮をご存知ですか?1951年、大賀博士によって千葉で発見され、その後、開花に成功した古い古い蓮、「大賀蓮」のことです・・・

そんな「大賀蓮」が、昨日、境内でも花を咲かせました。待ちに待った時の到来です。8年越しにわたる愛情の結実です!

今から8年前、あるご縁から「大賀蓮」の種と出会うことができました。当時は今ほどインターネットに情報がなく、どのように育てていけばよいのか模索しながらの日々でした。
まずは、芽が出やすいように種をグラインダーで削ったのですが、この作業が不器用な私にはなかなか大変でした。その後大切に育てていきながら、小さな芽が出たのを見た時は本当に嬉しかったのを今でもよく覚えています。

それから8年・・・小さな芽は私の身長を超える高さまで伸び、青々とした葉を鉢からあふれるほどたくわえるようになりました。

実は私は「大賀蓮」を初めて見ました。よく見られるタイプの蓮は花びらが同じ方向に重なって、なんというか規律正しい感じなのですが、これに比べると古代蓮は花びらが色んな方向に向いており、型にとらわれないおおらかさのようなものを感じます。実際、サイズも大きいです。そして、葉もまた大きくて肉厚!緑の色も濃く、通常の蓮とは全体的にかなり雰囲気が異なります。
圧倒的な存在感があるのに、決して威圧的でなく風にそよそよと揺れている・・・その絶妙なバランスに強く心惹かれます。(緋)

| お便り一覧へもどる |