節分立春ご祈祷会:豆まき編

二時半のご祈祷に引き続いて、本堂南側の欄干より豆まきが行われました。

時間を待って、人々が三々五々集まり始めます。その頃には少し太陽が顔をのぞかせ、なんとなく気温も上がったような。ランドセルを背負ったお子さんや、お母様に抱っこされた赤ちゃんもいれば、おじいちゃまおばあちゃまの姿も見えます。

一方、ご祈祷を受け終えた人々は、半纏(はんてん)を羽織り、一升枡を持って準備に入ります。

まずは住職のご挨拶、続いてご祈祷をしてくださったお上人(おしょうにん=お坊さん)がたが豆まきをします。続いて、節分のご祈願をされた方が豆まきをします。「福は内!」「福は内!」と口々に叫んでお豆やお寺で採れた銀杏にミカンなどを撒いていきます。
一方、キャッチする方も懸命!最初はそうでない方も、気づけば熱が入っているという感じです。怪我の無い様に、ゆっくりのんびり撒きました。

撒いた方も、豆まきにいらした方も、共に楽しんでいただけたら嬉しいなと思いました。また来年もお目にかかれることを願いつつ・・・

ご祈祷会は毎年の行事ですが、豆まきは今年から。初めてということで、わからぬことも多く、じつにたくさんの方にお助けいただきました。この場を借りまして感謝申し上げます。

どなた様にとりましても今年が素晴らしい一年でありますように!(萌黄)

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